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私の夢はプロ野球の球団職員になり、多くの人に夢や感動を届けることです。その夢を叶えるために、大学生活4年間の中で様々なことに挑戦したいという思いがありました。しかし、シャイで一歩踏み出す勇気を持てなかった私は、何もできないままあっという間に1年が過ぎてしまいました。このままではいけないと思っていたある日、ネットで「MLB 野球インターンシップ」で検索。そこで偶然目に留まったのが、BBCのマネジメント留学でした。

過去にインターンに参加した先輩方の体験談を読み、私はすぐにBBCに電話をかけ、担当の方とお会いする機会をいただきました。担当の方とお話をする中で、日本よりも進んだアメリカのスポーツビジネスを自分の目と肌で感じたい、少しでも多くのことを学びたいと思い、一番インターンの日数が長かった「Birmingham Barons」でのインターンに参加することを決めました。


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5日間のインターンではナイトゲームを4試合、デイゲームを1試合体験しました。ナイトゲームの日は14時、デイゲームの日は12時に球場へ行き、試合開始までの間は着ぐるみを運ぶ手伝いやスポンサーのフラッグを球場の入り口につけること、球場内の清掃などをしました。

中でも試合前に行われる国歌斉唱をグラウンドの中で聞かせてもらった時は、とても感動しました。また試合前の選手の練習も、とても近くで見させてもらいました。手の空いたスタッフも自分の好きな席に座り練習を見ていて、試合前は球場全体がとてもリラックスしていました。球場内ですれ違うスタッフに‟Hi”と声をかけると‟Hi, how are you? ”と返してくれ、すぐに距離が縮まりました。


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試合中は主にイニング間のイベントの運営を体験させてもらいました。私が特に印象に残っているのはダグアウトの上で踊ったダンスです。人前で踊ることが苦手な私は、とても緊張していましたが、いざダグアウトの上に上がると、それまでの緊張感はなくなり、みんなとダンスを楽しんでいました。渡米前に引率の金田さんからアメリカでは「人格を変えること」「自分で動くこと」「楽しむこと」の3つが大事だと教わりました。私はそのうちの一つである「人格を変えること」をダンスを通して実践し、自分の殻を打ち破ることが出来たと思います。

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そしてインターン最終日にはとても嬉しいことがありました。それは、私が渡米前に企画し、作って持って行った『ビッグフラッグ』を試合中に掲げることが出来たことです。このフラッグを作るのに1週間以上かかり、実はアメリカに出発する前日まで作業していました。なのでフラッグを掲げることが実現し、それを見たファンから温かい拍手をもらった時は「やってよかった」と心から思いました。

またこのフラッグにはインターン期間中に300人以上の多くのファン、スタッフからメッセージを書いてもらいました。この企画が成功したのも、多くの方の協力があったからです。フラッグを掲げる前、私は書いてもらったメッセージに目を通していました。一人ひとりのメッセージを読んで、「人は一人では無力なこと」「周りの人の支えと協力があって、はじめて大きなことを成し遂げられること」を強く感じました。協力してくれた皆さん、ありがとうございました。


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私は今回のインターンに参加するにあたり、「野球を1つのエンターテインメントとして考えた時に今の日本球界に足りないものは何か、日本とアメリカの良い点と悪い点を見つけてくる」ことを目標に掲げました。そして実際にアメリカの野球を見て、日本にはない面白いイベントや企画をたくさん発見することが出来ました。今後は日本のプロ野球球団でインターンをすることを目標に、アメリカで行われていたイベントを日本でも実践してみたいです。

また、私は今回のインターンを通して多くのことを学びました。その中でも特に「自分の意見を持つこと」「チャンスは一度きり」だということを強く実感しました。やりたいことは「やりたい」、欲しいものがあるなら「欲しい」とその時にはっきりと伝えなければチャンスは逃げていくことを身をもって学びました。今回のインターンでの経験を活かし、一瞬のチャンスをものにできるように頑張りたいと思います。そしてインターンを通して、多くの素晴らしい人に出会えたことも私の財産です。関わってくれた全ての方に感謝しています。本当にありがとうございました。


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最後になりますが、今後の参加者には「できる」か「できない」かではなく、「やってみたい」という自分の気持ちを大切にしてほしいと思います。Baronsのスタッフは私たちのどんなに大きな頼みにも、小さな頼みにも‟NO”と言ったことは一度もありませんでした。やりたいことは何でも挑戦させてくれます。自分の気持ちに正直に。そして自分の可能性を信じて、周りで支えてくれる人を信じて是非、挑戦してみてください。きっと日本に帰ってきた時、自分の世界が少し広がっていると思います。

 

順天堂大学 2回生
磯部 麻乃