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     今回球団インターンシップに参加したきっかけは、同企画に参加した姉からの誘いでした。小学生の頃にプロ野球を好きになり、毎年東京ドームに行き応援をするくらい家族全員巨人ファン、そのような環境で育ちました。ここ数年モータースポーツにその情熱は変わり、気がつけば野球を最後にテレビで見たのはいつか覚えていないくらいでした。今の私の夢。それは、MotoGPという世界最高峰の二輪レースの世界でレーシングチームの一員として働くことです。そのような私がなぜこの野球好きのための企画に参加したのか、それは「世界のスポーツビジネス」を学ぶためでした。世界中で愛されるスポーツの一つ、野球のトップであるMLBで、多くの人々を魅了する訳、ビジネスとして成功する訳をこの目で見て知り、自身の現実力(英語力・コミュニケーション力・行動力など)は世界でどのくらい通用するのかを測りたいと思いました。この経験を通して、スポーツの世界で働くとはどのようなことなのかを体験したく、インターンシップ参加を決意しました。


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     5日間のインターン期間中、私たちは最終日に「ビッグフラッグ」(大きな横断幕にファンからメッセージを貰い、披露するというもの)をファンの前で披露するというミッションがあり、5日間中3日間メインゲート入り口付近に特設ブースを出させて頂きました。小さな子供から年配の方まで幅広い年齢層の人がこの企画に参加してくれ、興味深そうに話かけてくれました。また試合前の準備として、パーティー・スイートルームの清掃、キッチンでホットドッグ作り、試合中はスポンサー会社の車に乗り場内を回ることや、ダグアウトの上で踊ったり、その他イベントの補佐をしました。最終日に向け私達には役割がありましたが、その中で一つの仕事だけをするのではなく、裏方から表に立つ仕事まで、ありとあらゆる場所に行き、仕事をさせて貰うことで、ファンだけでなく異なるポジションで働く人々の立場を知れ、多くの視野でものごとをみることができました。


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    仕事をさせてもらう中で一番刺激的だったことは「チーム」です。5日間という短い間しかBaronsのチームいることはできなかったですが、それでも「Baronsは私のチーム」、と思わせる、そう言いたくなるようなチームでした。球場作りからスタッフの仕事振りに至る全てにそれを感じることができました。まず、球場内は様々なニーズに合わせ、異なる観客席が作られています。

例えば、一般の観客席からファミリーエリア、バースデーなどでパーティーができるようにケータリング込みの席まで。それは「野球を見に球場へ行く」から「球場に遊びに行きながら野球を見る」、に目的が変わっていました。スタンドとフィールドの距離が近い点やアットホームな雰囲気も「私のチーム」と思わせる工夫がなされている点だと思います。

スタッフの仕事に対する向き合い方は、全てが仕事として決めつけ、淡々と業務にあたるのではなく、仕事そのものを楽しみ、情熱を持って働いていました。また、少人数で経営をするからこそ生まれるチームワークがあり、スタッフ全員で1日を作り上げていました。これら全てがBaronsの一番の魅力であり、「私のチーム」と思わせる理由だと考えます。

しかし、このような温かい雰囲気の中にもアメリカならではのシビアな世界もありました。オフィスにはスタッフ名が営業成績順に張り出され、中には様々なチームを渡り歩いてきた人がいるなど、スタッフは常に結果が求められていました。また、出勤・退勤時間に決まりはなく、全ての行動に責任が伴っていることも伺えました。そこには現状維持ではなく、向上し続けるプロとしての姿勢があり、働くとはどのようなことなのかを学ぶヒントが多くありました。


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   私は来年ワーキングホリデーに行こうと考えています。そして、インターンシップが終わった今その思いはより強くなりました。思うように全てのことを完璧にできたわけではないですが、その中で自ら動き行動したことは自分の自信に繋がりました。上手くいかなかったことは次の機会に活かし、今回の経験から成長したいです。

ワーキングホリデーは働きに行くことで、自分の仕事に対し責任は今回よりも当然大きくなります。しかし、情熱を持つことを忘れず、楽しく、多くのことを学びたいです。そしてモータースポーツの世界で働くという私の大きな夢をいつの日か必ず実現させます。自分の仕事に誇りを持ち毎日楽しむことを忘れないBaronsの人達のように私も夢舞台で活躍したいです。



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 「チャンスは一度きり」一度は聞いたことのある言葉だと思います。何かに決断を下す時、行動する前によく考えることは大切です。しかし、時には自分の気持ちに対して素直になり、勇気を出して一歩を踏み出すことも必要なことではないでしょうか。このことを今回一番学びました。なぜなら、同じチャンスを得られる機会は保障されていないからです。

「後で」が通用しないことを実感しました。自分の出した他の企画(Handshake Day:高校野球で試合後に両チームが握手を交わす行いを試合前の国歌斉唱の後にするというもの)もプレゼンテーションが上手くいき、承諾を得ることができました。しかし、言い出した時が遅く調整する時間が少なかったこともあり、最終的に実現させることはできませんでした。

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プレゼンテーションをする機会は他にもありました。もし、数日前に言い出していれば結果は異なっていたかもしれません。チャンスはその前にあり、私は逃していたのです。他にも同じようなことがいえます。会話をしていて疑問に思ったことがあれば、躊躇せずその場で直ぐに聞くべきです。なぜなら、その間に話は進み、後で聞いておけば良かったと後悔するからです。

私は何回もそのように思った場面
がありました。今後参加をする方は多くのチャンスを掴めるよう、積極的に行動してもらえたら、と思います。また、学びの場は球場だけではないです。同インターンに参加をする他のメンバーとの交流も自分とは違う体験を知る良い機会でもあります。常に新しいことに目を向け、沢山のことを学んで帰ってきてください!



神田外語大学 2回生
磯部 千紗