先日のドジャース vs レッドソックスは延長18回までもつれ込む大熱戦。ご存知の通り、アメリカでは「決着がつくまで」試合が継続します。イエスかノーかはっきりさせたい国民性が出ていますよね。

試合が終了したのは日を跨いでいたのにもかかわらず、観客の中には「ビール」を持っている姿が見受けられました。「いつまで飲んでるの!?」とツッコミたくなりますが、ちょっと気になったのでメジャーリーグ球場のビールの価格について調べてみました。すると、日本よりはるかに高額で販売されている驚愕の結果に。

下記はメジャーリーグ2018年のレギュラーシーズン中に各球場で販売されていた、最小サイズのビール1杯あたりの価格です(同率球団は除く)。


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最も高額なのはニューヨーク・メッツで約1,200円!これでも売れるからすごい。一方、一番安かったのは米有名ビール製造会社「クアーズ」が球場名にもなっている、クアーズ・フィールドを本拠地とするコロラド・ロッキーズで約350円。容量は違えど、同じビールを飲むのにこんなにも差額が生じているとは、日本じゃ怒られますね笑。

ちなみにNPB球団で最も高いビールを販売しているのは読売ジャイアンツ(東京ドーム)で700円。最安値は北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)の650円。その差はわずか150円でした。

MLB1位メッツの本拠地シティ・フィールドの最大観客収容数は約45,000。観客が8割埋まったとして(36,000人)うち1/3のお客さん(12,000人)がビールを一杯飲んだとすると1,440万円の売り上げ(アメリカの野球ファンはビール大好き)。統計によるとMLB1試合あたりアルコール摂取数は1人当たり約2.5杯だそうなので、1試合あたり3,600万円をビールだけで売上げる計算となります。これに加えてホットドッグ、ピーナッツ、ピザ、アイスクリーム等々、、恐るべしメジャーリーグ。