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『スポーツへの考え方を球場で感じてみたい!』
私がこのインターンに参加しようと思ったきっかけは、大学の先生からメジャーリーグのインターンの話を聞いた時に面白そうだと思ったからです。自分自身、野球が好きだったのと日本と外国のスポーツでは、ビジネス的にスポーツに対する考え方が違うということを大学の講義の中で知り、ぜひ一度自分の目で見て、自分の肌で感じたいと思い、参加することにしました。

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『ファンとスタジアムとチームが一つの街!』
まず、メジャーやマイナーの試合を見て思ったことは、どの試合もお祭りのように盛り上がっていたということです。メジャーの試合で観客席がお客さんで埋まるのは普通だと思いますが、2Aの試合でもスタジアムの開場前からお客さんが列を作り、観客席がいっぱいになるとは思いませんでした。どうしてメジャーリーグでもないのにこんなにお客さんが来るのかとスタジアムを見渡してみると、子供のための広場があったり、食事やお酒を楽しみながら試合を見れるスペースがあったり、ライトの後方にプールがあったりとお客さんが来て楽しめるさまざまな工夫がされていました。

日本のプロ野球も段々とこういった工夫がされ始めていますが、アメリカと比べるとまだまだだなと感じました。特にメジャーの球場は街中にあり、周りにはショッピングセンターや映画館などが隣接していて、まるでスタジアムの周りが1つの街として独立しているような雰囲気がありました。ここも日本とは大きく異なる点だと思いました。


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『やりたいことや考えを英語で伝えることは大事』
そして、今回のインターンではいろいろなことをさせていただきました。最初の仕事は、入り口でパンフレットを配ることでした。そこからグラウンドのラインを引く手伝いや実際にトラックマンをやらせてもらいました。さらに、イニング間のイベントとしてダンスをしたりしました。踊っている様子がグラウンドのスクリーンに映し出されて少し恥ずかしい気持ちもありましたが、終わった後にお客さんが温かい拍手を送ってくれたのでやってよかったなと思いました。

アメリカへ行って大切だと思ったことは、自分がやりたいことや考えていることを声に出して相手に伝えるということです。拙い英語でも一生懸命伝えようとすれば相手は理解しようとしてくれます。逆に黙っていては何を考えているのか、何がしたいのか相手にわかってもらえません。自分からアクションを起こすことが大切なんだと実感しました。

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『自分を見つめ直す良い機会』
今回のインターンを通して、今の日本のスポーツビジネスには何が足りないのか、何が必要なのかを考え、将来は日本のスポーツ界に貢献できる仕事に就きたいと思っています。
正直、初めはこのインターンに参加しようか自分自身とても迷っていました。自分と同じように迷っている人はいると思います。しかし、実際に行ってみて初めてわかることや感じることがたくさんあると思います。そして何より楽しいです。なので、参加しようか迷っている人、ぜひ参加することをおすすめします。

最後に、BBCのみなさん、色々とアドバイスをくださった金田さん、球団関係者の方々、一緒にインターンへ行ってくれたみなさん、ありがとうございました。


同志社大学 尾崎 聡大